F1委員会は、2022年に3回の(イモラ、レッドブルリンク、インテルラゴス)F1スプリントフォーマットを承認した。
昨年導入されたF1スプリントは、土曜日に約25〜30分で行われる100kmのショートレース形式の予選で、日曜日のスターティンググリッドを決める。
FIAと全チームを含むすべての主要なステークホルダーとの話し合いの後、エミリア・ロマーニャGP、オーストリアGP、サンパウロGPで開催することが合意された。
■ポイントシステム変更
今シーズンはポイントシステムが変更される。昨年は上位3位までのドライバーに3、2、1ポイントが与えられていた。
しかし今シーズンからは、上位8位までのドライバーにポイントが与えられるようになった。1位のドライバーは8ポイント、8位のドライバーは1ポイントとなり、より重要性が高まることからさらに白熱したバトルが期待される。
■金曜日予選の最速ドライバーがポールポジションの栄誉
また、F1スプリントが行われる週末は、金曜日に行われる予選で最速タイムを出したドライバーが「ポールポジション」を獲得することが決定した。昨年は、土曜日のスプリントで優勝したドライバーがその栄誉を手にしていた。
金曜日の予選結果は昨年に引き続き土曜日のF1スプリントのグリッドを決定するものであり、スプリントの結果が日曜日に行われるグランプリのスターティンググリッドを決める。
■スプリントは3戦が適切
FIAはこの決定について次のように述べた。
「2021年に行われた3つのスプリントイベントの見直しと、このフォーマットがスポーツにとってポジティブな利益を生み出したという全員の認識を受けて、2022年には3つのスプリントイベントが提案された」
「レギュレーションの大きな変更が導入された今シーズンのチームへのプレッシャーを考慮すると、これが賢明な数だと認められた」
「委員会は、ファン、メディア、チームからのフィードバックに基づき、フォーマットに多くのアップデートを取り入れ、来たるシーズンの3つのスプリントイベントを全会一致で承認した」
新レギュレーションのF1カーになった今シーズンは、コース上でさらに熱いバトルが見られることを誰もが期待していることだろう。