アルファロメオが、2022年型F1マシンの準備は順調に進んでいると主張した。
先週、ハースがほかのチームに先駆けて2022年型F1マシンを発表したが、今週からほかのチームも次々に新車を発表する予定になっている。
こうした中、アルファロメオでは2022年型マシンを27日(日)に発表するとアナウンスしている。
実際のところ、23日(水)から25日(金)にかけてスペインのバルセロナで最初のF1プレシーズンテストが行われる予定になっていることから、アルファロメオがそのテストが終了した後で新車を発表するとしたことから、アルファロメオの2022年型マシンはバルセロナでのテストには間に合わないのではないかとの噂もささやかれている。
だが、このほどフィンランドの『Ilta-Sanomat(イルタ・サノマット)』が、アルファロメオの広報担当者が次のように語ったと報じている。
「我々は27日の日曜日にレース仕様のカラーリングを発表する前はテスト用カラーリングを使用することになる」
バルセロナで行われる最初のプレシーズンテストは無観客で行われるほか、テレビ中継はもちろんライブタイミングの提供などもなく、事実上ほぼ非公開で行われることになっている。そのため、アルファロメオとしては、そこではテスト仕様カラーリングで走行し、その後正式なカラーリングを施したマシンを発表することにしたようだ。
また、『Ilta-Sanomat(イルタ・サノマット)』は今季メルセデスからアルファロメオに移籍したフィンランド出身ドライバーのバルテリ・ボッタスが次のように語ったとも報じている。
「アルファと契約してから、笑ったり微笑んだりすることがすごく増えたと言えるよ」
2017年にニコ・ロズベルグの後任としてメルセデスに迎え入れられたボッタスだが、その後は毎年1年契約の更新が繰り返されてきた。ボッタスによれば、それは「喉元にナイフをあてられたような感じ」だったという。