ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)にとって、メルセデスとのワークス契約はF1キャリアの次の段階の「最初の一歩」にすぎない。来年、バルテリ・ボッタスに代わってルイス・ハミルトンの新しいチームメイトになるラッセルは、そう考えているようだ。
ウィリアムズではグリッドの後方で活躍し、2020年のバーレーンGPでもハミルトンの代役として活躍したラッセルにとって、これは明確な次のステップだ。
「2014年にトト・ヴォルフに履歴書をメールで送り、ミーティングをお願いしたことを覚えている」とラッセルはドイツの『Sport Bild』紙に語った。
「最悪の場合、彼が答えてくれないこともあったけど、15分後には『アポイントを取ろう』という返事が来たんだ」
それから7年が経過し、ラッセルはメルセデスのワークスドライバーとしての生活に向けて準備を進めている。
「メルセデスとの契約は、僕の人生の中でも最高の瞬間だったけど、これは最初の一歩に過ぎないんだ」
「この先、たくさんのハードワークが待っているんだ。メルセデスでルイス・ハミルトンと一緒にドライブするのだから、楽な道を期待するのは僕にとってかなり愚かなことだろうね」
「契約には満足しているけど、すべてが始まったばかりなのは理解しているよ。これまでに直面したことのない重要な課題に直面しているんだ。だけど、自分が何をしなければならないかはわかっているよ」
「F1で活躍することが僕の最後の目標ではない。ゴールはワールドチャンピオンになることだ」