サウジアラビアのグループが、リバティ・メディアからF1の商業権を買い取る準備をしていると報じられている。
「近々、アジア地域でさらに多くのGPが開催される可能性がある」と、ベテランF1ジャーナリストのロジャー・ブノワがスイスの新聞『Blick』で明かした。
「なぜかというと、サウジアラビアがもうすぐリバティからF1を引き継ぐからだ」
ブノワは、2017年にリバティがF1を買収して元ボスのバーニー・エクレストンを追放して以降、F1は「あまり進化していない」と述べている。
「予想通り、チェイス・キャリーはチーフのポストを譲った。アメリカ人は、数十億ドルのおもちゃに興味を失っているようだ」
「皮肉なことに、今、買収のためにスーツケースを持ってドアを開けようとしているのはサウジアラビア人だ。ヨーロッパを拠点とする10チームと多くのレース主催者は、今、注意する必要があるよ」
「カタール、バーレーン、アブダビ、サウジアラビアがよろしくと言っているからね」とブノワは述べている。