F1第14戦イタリアGP(モンツァ)を前に、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が次のように語った。ガスリーは昨年のモンツァでF1初優勝を果たしている。
■ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
「昨日の(来季もスクーデリア・アルファタウリ・ホンダからの参戦)発表はとてもうれしかったよ。チームの居心地はいいし、上手く進んでいるので、僕らにはまだまだ向上の余地があると思う。モンツァで走り出すのが待ちきれないよ」
「チームも含めて自信がある雰囲気が感じられるし、マシンはどんなコースでも、ウエットでもドライでもよく機能していると思う。直近3戦で5位、6位、4位でフィニッシュしていることがその証だ。ザントフォールトは素晴らしいレースウイークになり、金曜の走行開始からすべてが正しい方向に行っていた。日曜は、上位3台に何かあれば、バクーでの3位に続く表彰台に立てるかもしれないと思っていたが、そうはいかなかった」
「4位に入れたことで、モンツァに向けた期待も高まっているよ。フランスGPに続く2度目のホームレースだけど、サーキットから15㎞ほどのところに住んでいるから、よりホームのような気がするよ。前年の勝者として戻ってくるというのは、僕にとって初めてのことだ」
「楽しみでならないし、昨年とは違って多くのティフォシたちがいるはずだね。モンツァの雰囲気は、高速コースに加えて、ファンによって作られる部分が大きいので、(無観客の)昨年はとても不思議な感じだった。昨年味わった、忘れられない瞬間を思い出すから、今回もすごく特別なレースになるはずだよ」
「再び素晴らしい結果を手にしたいと思うけど、今年は2度目のスプリント予選フォーマットで行われることを考慮しなければならないね。シルバーストーンを終えて、ある程度予測できるようにはなっているけど、例年、予選・決勝ともにスリップストリームを使ったバトルになるので、それが新たな要素になるよ」