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【予選レポート】ルクレールが2戦連続ポール!角田裕毅を含め5人がクラッシュ!/F1アゼルバイジャンGP

2021年06月05日(土)23:00 pm

F1アゼルバイジャンGP(バクー市街地)予選は5回のクラッシュと4度の赤旗が出される荒れた予選となった。

●【F1第6戦アゼルバイジャンGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

そんな中、ポールポジションを獲得したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。ルクレールはモナコGPに続き2戦連続のポールポジションとなる。ルクレールはホームレースのモナコでポールを獲得したものの、予選でのクラッシュによるダメージが影響してスタートできなかった。

2番手は金曜日に大苦戦していたルイス・ハミルトン(メルセデス)が見事に挽回した。ハミルトンは予選前にローダウンフォースのリヤウイングに変える決断をしたことにより、伸び悩んでいたタイムが一気に上がった。

3番手はここまで好調だったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)だった。フェルスタッペンは最後のアタックでポールポジションを狙っていたものの、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)のクラッシュにより赤旗中断になってしまったことでチャンスを逃し、怒りを露わにしていた。

4番手はピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が入った。アルファタウリ・ホンダ勢は他のマシンのトラフィックを避けたタイミングで1回のアタックをするという戦略が成功した。

角田裕毅は自身初のQ3進出を果たし、自身最高位の予選8番手を獲得した。クリアラップでベストタイムを残した後、他のマシンとともにラストアタック中、バリアにフロントからクラッシュしてしまった。

角田の直後を走行していたカルロス・サインツ(フェラーリ)はスピンしながらポケットに逃げて多重クラッシュは避けたものの、フロントウイングと右リヤをバリアで壊してしまった。ギアボックスへの影響が心配される。予選は5番手だった。6番手にはランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。

ポールポジション候補にもなっていたセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)だったが、残念ながら7番手に留まった。

9番手はフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が入った。アロンソは今季初めてチームメートのエステバン・オコン(アルピーヌ)を上回った。

10番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。ハミルトンとは逆のハイダウンフォースのリヤウイングを装着していた。

■クラッシュ5台、赤旗4回

この予選では、ランス・ストロール(アストンマーティン)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)の4台がバリアに突っ込み、4度の赤旗が出された。これは2016年ハンガリーGP以来となる赤旗となった。

また、角田を避けようとしたサインツもクラッシュしたことで5台ものマシンがクラッシュしている。

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