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イモラでのF1現地観戦はワクチン接種者に限定か

2021年02月02日(火)18:35 pm

2021年のF1カレンダーに第2戦として組み込まれたイタリアのイモラ・サーキットではなんとか観客を動員できるよう懸命な取り組みを続けているようだ。

昨年は新型コロナウイルスのパンデミックによりF1カレンダーが大幅な修正を余儀なくされたことからイモラ・サーキットが14年ぶりにF1カレンダーに復帰して第13戦エミリア・ロマーニャGPを開催した。

そして、2021年も上海で予定されていた中国GPがキャンセルされたことによりイモラが2年連続でF1を開催する予定になっている。

エミリア・ロマーニャ州のステファノ・ボナッチーニ会長は、新型コロナウイルスによる厳しい環境下にはあるものの、「たとえそれが限定的な方法であっても」イモラに観客を迎えられることを望んでいると述べている。

こうした中、イタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』紙は市議会議員のダニエレ・マルケッティが次のように語ったと報じている。

「観客の存在は重要なことだ」

「実際、それによってコストが違ってくる可能性がある。もし観客動員が認められなければその費用はすべてイモラコンソーシアムの負担となり、その額は約200万ユーロ(約2億5000万円)になる」

「ボナッチーニ会長の言葉から、彼らがワクチンを接種した市民だけを入れようと考えていることが分かったが、抗体検査についてはもはや言及されていない」

そう語ったマルケッティ議員は次のように付け加えている。

「しかし、イモラコンソーシアムに運営費用をすべて負担させないためには軽食などを提供する必要もあるが、それは不可能ということに変わりはない」

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