ウィリアムズの新CEOに就任したヨースト・カピートが、2021年F1シーズンに大きな期待はできないと語った。
昨シーズン途中に新オーナーによって買収されたウィリアムズは2021年シーズンを迎えるにあたってかつてフォルクスワーゲンのレース責任者を務め、2016年には短期ながらマクラーレンのチーム代表を務めたこともあるカピートを新たにCEOとして迎え入れている。
そのカピートはポッドキャスト『Alte Schule(アルテ・シューレ)』に次のように語った。
「新たなチームオーナーを迎え、ウィリアムズは組織再編のチャンスを得た」
「これは非常に重要なことだ。ウィリアムズは昨年1ポイントも獲得できず、これ以上落ちようがないところにまで来ているわけだからね」
そう述べた62歳のカピートだが、2021年にすぐにその成果が現れると期待することはできないと次のように付け加えている。
「マシンに大きな修正を加えることができないだけに、今年も奇跡を期待することはできない。それに、covid-19による危機の中、開発の一時禁止もないわけだから、大規模なチームとの差は開く一方だろう」