シャルル・ルクレールが、自分が2021年以降フェラーリの絶対的ナンバー1ドライバーとして処遇されるわけではないと主張した。
フェラーリはかつて4回F1王者となったセバスチャン・ベッテルとの契約を延長せず、2021年はカルロス・サインツ(現マクラーレン)をルクレールのチームメートに据えることにしている。
フェラーリはすでにルクレールとの契約を2024年まで延長しているが、サインツと結んだ契約は2022年までの2年契約だと伝えられている。
こうしたことから、フェラーリが今後ルクレールを明確なナンバー1ドライバーとして処遇していく考えであることは間違いないものと信じられている。
だが、モナコ出身ドライバーである22歳のルクレールはフランスの『L’Equipe(レキップ)』に次のように語った。
「僕がナンバー1になるわけじゃないよ」
「カルロスは素晴らしいドライバーだと僕は思っているし、もしまだそう思っていない人がいるとしても彼はフェラーリでそれを示してみせるだろうね」
「彼は僕にとって強敵になると思うよ」
また、今季限りでフェラーリを離れることになるベッテルについて質問を受けたルクレールは次のように答えた。
「本当に、彼は僕に多くのことを教えてくれたよ」
「彼はものすごく経験のあるドライバーだし、彼がチームメートだったことをすごくうれしく思っている」
そう語ったルクレールだが、2021年には25歳のサインツをチームメートに迎えるものの、フェラーリでは先輩の自分がサインツの挑戦を受けることになるだろうと次のように付け加えた。
「もちろん、カルロスが僕に挑んでくることになる。彼はすごく速いだろうね」