新型コロナウイルスが終息する兆しも一向に見えない中、アルファロメオもスタッフの一時帰休に踏み切ることになりそうだ。
すでにイギリス国内にファクトリーを構えるマクラーレン、ウィリアムズ、レーシングポイント、ハースはイギリス政府による新型コロナウイルス対策制度を利用するために従業員に一時帰休を命じたことが明らかとなっている。
その制度を利用すれば従業員は一定の賃金補償が受けられるとともに、後に元の職場へ復帰することが可能となるためだ。
そして、このほどスイスの『Blick(ブリック)』が報じたところによれば、スイスのヒンウィルにファクトリーを構えるアルファロメオもスイス政府が展開している同様のプログラムを利用し、500人の従業員のうちかなりの人数を一時帰休させることを検討しているという。
ドイツの『Speed Week(スピードウィーク)』によれば、スイスの制度では従業員は解雇扱いとはならず、会社に所属している状態が保証され、将来受給することになる年金の計算においても不利にならないよう配慮されているという。