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【アルファロメオF1】今はレースをしている場合ではないとチーム代表

スイスに本部があるアルファロメオでは現在のファクトリー閉鎖期間を延長することになるかもしれない。チーム代表を務めるフレデリック・バスールが認めた。

新型コロナウイルスのパンデミックにより2020年シーズン開幕が遅れているF1では、本来8月に計画されていた夏休みを前倒しする対応策をとり、F1チームは現在3週間に及ぶファクトリー閉鎖の義務を果たしているところだ。

新型コロナウイルスにより非常に深刻な状況に陥っているイタリアだが、マラネロに本部を置くフェラーリは4月14日（火）には再び稼働を開始する予定だと伝えられている。

しかし、アルファロメオの場合はそうはいかないかもしれない。バスールはスイスの『Blick（ブリック）』に次のように語った。

「イギリスやイタリア、そして我々が開発を行っている場所での状況からすれば、現在の閉鎖期間を延長することになるだろう」

「この世界は我々のためのものではないし、はっきり言えば、我々はとりわけ社会にとって有益だというわけでもない」

そう語ったフランス出身のバスールは次のように付け加えた。

「現時点においては、F1は控えめで、つつましくあるべきだ。人々が病気になる状況にある限り、クルマをグルグルと走らせるようなことはすべきではないだろう」