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【ホンダF1】2020年にはレッドブルと共にタイトル獲得を目指す

2019年11月13日(水)17:24 pm

ホンダの代表取締役社長を務める八郷隆弘が、2020年にはレッドブルとともにF1タイトル獲得を目指すと明言した。

ホンダがレッドブル及びそのジュニアチームであるトロロッソとの間に結んでいるエンジン供給契約は2020年までとなっている。

2021年からは新F1レギュレーションが導入されることになっており、その内容もすでに明らかとなっているが、各F1チームは2021年以降のエントリーに向けてこれから新たなコンコルド協定締結に向けて動き出すことになる。

だが、今のところ2021年にも現在の10チームがすべて参戦を継続するという保証はまだない状態だ。

最近のうわさでは、ルノーの暫定CEOを務めるクロチルド・デルボはF1から撤退することを検討していると言われており、さらに現時点での最強F1チームであるメルセデスを率いるトト・ヴォルフ(チームCEO)も、2021年以降の参戦継続はまだ確定ではないと示唆したと伝えられている。

そして、ホンダも現時点では2021年以降もエンジンサプライヤーとしてF1活動を継続するかどうかを明らかにしていない。

だが、こうした中、ブラジルの日刊スポーツ紙である『Lance!(ランス)』が、ホンダの八郷社長が次のように語ったと報じている。

「2015年にF1復帰して以来、困難な4年間を過ごしました。それは我々にとって大きな痛手でした」

「今年はオーストリアで初勝利を飾ることができましたし、私もそれを非常にうれしく思っています。そしてドイツでも勝利し、ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)も3位となりました」

「鈴鹿では山本尚貴が(トロロッソで)プラクティス走行を行うことができましたし、それはすべての日本人にとって非常に喜ばしい出来事でした」

「そして、私は来年レッドブルとともにF1タイトルを勝ち取りたいと思っています」

この八郷社長のコメントはレッドブルのナンバー1ドライバーであるマックス・フェルスタッペンにとっては勇気づけられるものだろう。

F1史上最年少の17歳で2015年にF1デビューを飾ったフェルスタッペンだが、史上最年少F1チャンピオンの称号を得るためには2020年が最後のチャンスとなる。

そのフェルスタッペンは母国オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』に微笑みを浮かべながら次のように語った。

「僕がホンダに期待すること? さらなるパワーだよ」

「信頼性に関してはすごくよくなっている。今年は彼らにとって躍進の年だったよ」

「彼らはすでに2勝を手にしたし、それは会社全体にとってすごく大きな勢いとなった。ホンダは正しい方向に進んでいるよ」

そう語った22歳のフェルスタッペンは次のように付け加えた。

「エンジンに関しては、僕たちは現時点でメルセデスにかなり接近しているし、それはすごくポジティブなことだよ」

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