ロキット・ウィリアムズ・レーシングは10月31日(木)、日本企業のポノス株式会社(京都市)と「オフィシャルパートナー」として2020年シーズンの契約を締結したと発表した。
2019年F1第19戦アメリカGP(オースティン/サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)から、2台のシャシーのバージボードに「PONOS」のロゴが掲載されるという。
1990年設立のポノスは京都に本社を置くゲーム開発会社で、スーパー・フォーミュラやスーパーGTに参戦するトムスにも、代表作である「にゃんこ大戦争」のロゴでスポンサーを務めている。また、プロゲーマーチームを運営するなどeスポーツにも力を入れている。
クレア・ウィリアムズ副代表は次のようにコメントした。
「ゲームを通じてエンターテイメント文化の発展に一貫して貢献してきたPONOSとのパートナーシップを発表いたします。我々は、日本企業と協力することを喜んでいますし、F1のグローバルスポーツを通じてブランド認知度を高めるという彼らの目標達成をサポートできるのを楽しみにしています」
ポノスの辻子依旦社長兼CEOは、F1への想いなどを次のように語った。
「私は子供の頃からモータースポーツにのめりこみ、F1に大きな憧れを抱いておりました。そしてそこには必ずウィリアムズレーシングの存在がありました。ファンの心を揺さぶり感動と大きな夢を与え続けるウィリアムズレーシングが築き上げてこられた栄光の歴史に、私は深い感銘を受けております。
今回ウィリアムズレーシングとのパートナーシップを決断した理由は、私がウィリアムズレーシングの栄光を目にして感じた夢や希望、興奮を、世界中の皆様にもぜひ感じて頂きたい。そんな想いに駆られたからです。
それは、PONOSが創るゲームによって、みなさんを笑顔にし、前向きな気持ちを持っていただき、夢の創出に貢献するエンターテイメントの可能性を追求し続ける我々のビジョンにも繋がると考えています。」