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【FP3レポート】トップはベッテル!2番手レッドブル・ホンダも好ペースを維持/F1イタリアGP

2019年09月07日(土)20:34 pm

2019年F1第14戦イタリアGPが9月7日(土)、モンツァ・サーキット(全長5.793km)で2日目を迎え、現地時間12時(日本時間19時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップに立った。

●【FP3結果】2019年F1第14戦イタリアGPフリー走行3回目、タイム差、周回数

このセッションの直前に行われたサポートレースのF3でパラボリカと呼ばれる最終コーナーで縁石に乗ったマシンが宙を飛んでクラッシュするという事故が発生。このため急遽その縁石を撤去する作業が行われたことにより、本来60分間で行われる予定のフリー走行3回目は実質50分間のセッションとなった。

初日の金曜日は雨に見舞われる不安定なコンディションとなったが、このセッションは好天に恵まれ、セッション前半は各チームともにユーズドドライタイヤでのロングランプログラムを展開していく。

セッションの残り時間が30分に近づくころから一番軟らかいソフトタイヤでのタイムアタックを開始するドライバーが増え始め、そこから10分ほどが経過した時点ではフェラーリのシャルル・ルクレールがトップに立ち、それにチームメートのベッテル、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が続き、トップ5を構成した。

セッションの残り時間が15分を切ったところでフェラーリ勢が新品ソフトタイヤでコースイン。予選に向けて最後のシミュレーションを開始していく。

ここでベッテルがまず1:20.331の最速タイムをマーク。ベッテルはその後さらに1:20.294までタイムを短縮したが、年間規定数を超えるエンジンコンポーネント投入により決勝でグリッド降格ペナルティーを受けることが決まっているフェルスタッペンがそのベッテルとわずか100分の3秒差の2番手タイム1:20.326をマークして見せ、明日の決勝に向けて期待を抱かせる好調を維持している。

ボッタスとルクレールが1000分の1秒まで同タイムの1:20.403を刻んで3番手4番手で続き、金曜日の2回のセッションをトップで終えていたルクレールは4番手で予選前最後のセッションを終えている。

フェルスタッペン以外のホンダエンジン勢は、アルボン(レッドブル)が8番手、ダニール・クビアト(トロロッソ)が10番手につけ、4台中3台がトップ10に名を連ねた。トロロッソのピエール・ガスリーは13番手だった。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:20.294
2番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 1:20.326
3番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:20.403
4番手/シャルル・ルクレール(フェラーリ) 1:20.403
5番手/ダニエル・リカルド(ルノー) 1:20.564
6番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:20.595
7番手/ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) 1:20.752
8番手/アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ) 1:20.827
9番手/アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) 1:20.881
10番手/ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ) 1:20.945

F1イタリアGP予選は、このあと日本時間22時にスタートする。

●【FP3ハイライト動画】フェルスタッペン2番手!トップはベッテル/F1イタリアGP
●【動画:F3】“また”大クラッシュ!マシンが宙を舞いコクピット開口部からタイヤバリアの真上に落ちる大事故

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