FIA F3第7戦イタリアGPモンツァでのレース1で大クラッシュが発生した。
アレックス・ペローニ(カンポス)は、最終コーナーでコース外に出てしまい走行を続けていると、正面から縁石に乗り上げてしまい突然マシンが宙を舞った。空中で縦になったマシンは、フロントノーズから地面に落ちる大クラッシュとなった。しかもマシン底部からではなくドライバーのヘルメット上部あたりがタイヤバリアの真上に落ちるという深刻な状況だった。
クラッシュ後、メディカルカーが現場に駆け付けたが、ペローニは医療班に支えられながら自分の足で歩く姿が映し出された。F3のコクピットにもハロが取り付けられていたこともあり、大事に至らずに済んだようだ。
また、日本の角田裕毅(イェンツァー・モータースポーツ)はレース1でのベストリザルトとなる4位入賞を果たした。名取鉄平(カーリン・バズ・レーシング)は13位だった。
先週のベルギー(スパ-フランコルシャン)では、FIA F2で大クラッシュが発生し、ドライバー1人が亡くなるという痛ましい事故が起こったばかりだった。今回の事故も思わず目を覆いたくなるような大クラッシュだったが、ドライバーが無事だったことは不幸中の幸いだ。
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