メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフが、チェイス・キャリーに代わってF1最高責任者になるかもしれないと報じられている。
前戦F1アゼルバイジャンGPが開催されたバクーにおいて、ヴォルフは現在メルセデスと結んでいる契約が2020年までであることを否定しなかった。
そして、最近のうわさによれば、ディーター・ツェッチェの後任としてメルセデスの親会社ダイムラーの会長職に就く予定となっているオラ・シャレニウスとヴォルフの関係はあまりうまくいっていないという。
『GPToday.net』が関係者による情報だとして報じたところによれば、ヴォルフは現在所有しているメルセデスの30%の株式を手放すことを検討しており、「今後のことについて検討中」だという。
さらに、『GPToday.net』は現在F1最高責任者のポジションにあるキャリーも現在の契約を2020年末まで延長した後はF1運営から退くことになるだろうとしている。
こうしたことから、キャリーの後任として2021年からヴォルフがF1最高責任者を務めることになるのではないかと推測されているようだ。