トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われる2019年F1第5戦スペインGP(12日決勝)に向けて抱負を語った。
■ダニール・クビアト
「バルセロナは全員がかなりよく知っているサーキットだ。だからといってドライビングやクルマの最適なセッティングを見つけることが簡単だというわけではないよ。ここで本当にいいラップをまとめ上げるのはかなり難しいんだ。僕たちのクルマがどれほどのパフォーマンスを見せるか楽しみにしているところだよ」
「確かに、僕たちはここで行われたプレシーズンテストでは調子がよかった。でも、そのことでやりやすくなるわけじゃないんだ。全てのセッション、そして決勝で競争力を発揮でき、いい方向に進む、そんな週末にできることを期待しているよ。今年はここまで、予選で強さを発揮できたこともあったし、レースで強かったこともあった。だから僕たちは全てをうまくまとめることが必要なんだ」
「このサーキットにはてこずらされる可能性もあるよ。風向きや温度がわずかに変わっただけでもそれがひとつのセッションから次のセッションに向かうにあたってクルマの挙動に大きな影響を及ぼすことがあるんだ。だからこそ本当に好調を維持できるようにしないとならないよ。というのも、誰もがバルセロナのことはすごくよく知っているから、ドライバーやチームの差はすごく小さくなるはずだからね」
「僕たちは自分たちのパフォーマンスに関するあらゆる部分を完璧なものにしなくてはならない。ここには全ての種類のコーナーがあるから、当然ながらクルマはそれら全てでうまくパフォーマンスを発揮できなくてはならない。そこがここの難しさなんだよ」
「このレースには誰もが何らかの改良パーツを持ち込むし、それは僕たちも同じだ。それが期待通りに機能し、パフォーマンスが向上することを願っているよ。僕たちはこれからもレースごとに頑張っていくだけさ」