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F1マレーシアGPが数年後に市街地レースとして復活か

2019年04月18日(木)18:36 pm

F1マレーシアGPが数年後に復活するかもしれないと報じられている。

1999年から開催されていたマレーシアGPだが、2017年を最後にF1カレンダーから姿を消している。

当時マレーシアのスポーツ担当大臣を務めていたカイリー・ジャマルディンは、その際「コストがあまりにも高額で、リターンは限られている」とF1撤退の理由を語っていた。

だが、このほど『Fox Sports(フォックス・スポーツ)』が、マハティール・ビン・モハマドが首相に返り咲いたことで再びマレーシアでF1が開催される可能性が出てきたと報じている。

1981年から2003年にかけてマレーシア首相を務めていたマハティールは、93歳という高齢ながら2018年に再び首相に返り咲いている。

マレーシアGPを開催していたセパン・インターナショナル・サーキットの責任者ラズラン・ラザリはそのニュースの中で次のように語っている。

「彼(マハティール首相)はいつの日かF1を復活させたいという希望を抱いていることを表明している。だが、我々は2017年に行われた最後のレースから少なくとも5年間はF1なしでやっていきたいと考えている」

「私は、ここ2年間で状況が変化したと聞いているし、今後2年か3年にわたってF1は進化し続けるだろうし、レースもさらに面白くなるだろうと確信している」

ラザリの言うように、マレーシアが5年のF1空白期間を置くことになるとすれば、復活は2023年のことになりそうだ。

しかし、ラザリは懸念材料がひとつあるとしている。それは、F1オーナーのリバティ・メディアはもしマレーシアGPを復活させるとしても、それは市街地サーキットで開催したいと考えているようなのだ。

「もし彼らがサーキットでのレースよりも市街地レースで推し進めることになれば、我々が復帰したいと望んだとしても、彼らは我々のところでやることは望まないかもしれない」

そう語ったラザリは次のように付け加えている。

「我々としては、F1が今後数年の間にどのように進化し発展するのか、様子を見るしかない」

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