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ウィリアムズにチーム売却の可能性。ロシアの大富豪と交渉か

2019年04月18日(木)16:58 pm

ロシアの富豪がウィリアムズF1チームを買収するかもしれないと報じられている。

かつては常勝チームとして知られたこともあったウィリアムズだが、近年は苦戦が続いており、ついに昨年はコンストラクターズランキング最下位に沈んでしまった。そして、今季もここまで昨年以上に苦しい状況が続いている。

こうした中、複数の有力メディアが、ロシアの大富豪として知られるドミトリー・マゼピンがウィリアムズ買収に興味を持っていると報じている。

マゼピンの20歳の息子ニキータはF1ドライバーとなることを目指して今季はF2シリーズに挑戦している。

そのニキータは昨年フォース・インディアの開発ドライバーを務めていたが、父親のマゼピンがフォース・インディア買収に動いていたことも知られている。

フォース・インディアは結局カナダの大富豪であるローレンス・ストロールによって買収され、今季からレーシングポイントと名前を変えたわけだが、マゼピンは今度は不振が続くウィリアムズに狙いを定めたようだ。

このほどロシア最大の通信社である『Tass(タス通信)』は次のように報じている。

「ウラルカリ社の筆頭株主であるドミトリー・マゼピンがF1チームのウィリアムズ買収に向けて交渉を行っている」

伝えられるところによれば、先週末にF1中国GPが開催された上海でマゼピンとウィリアムズの最初の交渉が行われたという。

ロシアの国営通信社である『RIA Novosti(ロシア・ノーボスチ通信社)』も同じニュースを報じており、信憑性はかなり高そうだ。

ウィリアムズは現時点において今季唯一ポイント獲得ができていないチームとなっている。ここまでのところ、ウィリアムズはこうした報道に関するコメントは行っていない。

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