ドイツ出身の元F1ドライバーであるハインツ-ハラルド・フレンツェンは、今季はフェラーリがメルセデスからF1タイトルを奪い取る可能性もあると考えている。
かつてザウバー、ウィリアムズ、ジョーダンなどで活躍した51歳のフレンツェンは『Abendzeitung(アーベンツァイトゥング)』に対し、バルセロナで行われた今年のプレシーズンテストでのフェラーリは非常に印象的だったと次のように語っている。
「メルセデスは今後も最強レベルであり続けるだろう」
「だが、現時点ではフェラーリの方が少しだけうまくやっているような印象を持っている。彼らはメルセデスに本当にプレッシャーを与えているよ」
「バルセロナではフェラーリが空力の変化によりよく対応したことを示した。思いつきでやったことがうまく的中したって感じだね」
そう語ったフレンツェンは、メルセデスの方がフェラーリよりも大きな課題を抱えているようだと次のように付け加えた。
「メルセデスの連中はあのテストには満足できていないと聞いている。アンダーステアの問題を抱えているんだ」