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今季のルノーF1エンジン出力は昨年より最大50馬力向上

2019年03月05日(火)18:35 pm

マネジングディレクターとしてルノーF1プロジェクトを率いるシリル・アビテブールが、2019年仕様ルノーPU(パワーユニット)は昨年のものよりも出力が最大50馬力ほど向上したと主張した。

かつてエンジンパートナーとして2010年から2013年まで4年連続でF1チャンピオンチームとなったレッドブルを支えたルノーだが、2014年から導入された現行F1エンジンの開発に出遅れ、ここまでメルセデスやフェラーリに大きな差をつけられていた。

2016年から自らのワークスチームによるF1挑戦を再開したルノーでは、そのチームの戦力アップを図るとともに、併せてPUの改善にも努めてきている。

「我々はエンジンの弱さを解決しなくてはならなかった」

母国フランスの『L’Equipe(レキップ)』にそう語ったアビテブールは次のように続けた。

「ベンチテストでの数値はいいし、それがサーキットでも発揮されている。つまり、我々が進歩を果たすことができたのを確認できているよ」

「だが、メルボルンではエンジンの改善勝負になるだろうし、おそらくバーレーンでもそうなるだろう。詳細な数値を明らかにするつもりはないが、我々は20から50馬力もの向上を果たしたと言ってもよいだろう」

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