2019年にウィリアムズからF1デビューを飾ることになったジョージ・ラッセルが、チームメートとなるロバート・クビサとは同じチームの一員同士としてうまくやっていけるはずだと語った。
ウィリアムズは2019年のF1シーズンには新たなドライバーラインアップで臨むことになっている。
来年の3月にオーストラリアで行われるF1開幕戦ではガレージの片方には2018年のF2チャンピオンであり、メルセデスの契約下にある若手ドライバーのラッセルが、そしてもう片方には8年間のブランクを経てF1復帰を果たすクビサが陣取ることになるわけだ。
その時点ではラッセルが21歳、クビサは34歳となっているわけだが、日本流に言えば一回り以上の年の差がある2人がうまく一緒にやっていけるのかどうかが課題のひとつになるのではないかと考えている者もいるようだ。
■ウィリアムズのガレージに余計な垣根はないとラッセル
だが、クビサとともに27日(火)と28日(水)にアブダビで行われているF1公式シーズン後テストに参加しているラッセルは次のように語った。
「ウィリアムズはすごくオープンなチームだよ」
「ここにはラッセルのチームとか、クビサのチームとかはないんだ。ひとつのチームなんだ」
■ウィリアムズの印象はよかった
現在まだ20歳のラッセルにとって、このテストはウィリアムズの2018年型マシンを実際に走行させる初めてのチャンスとなった。今季のウィリアムズF1マシンはグリッド上で最も遅いマシンだったわけだが、ラッセルはそのテストの印象を次のように語っている。
「僕はいい印象を持ったよ」
「このチームも、僕がこれまで仕事をしたことがあるメルセデスやフォース・インディアと似たようなやり方をしている」
「僕にとってウィリアムズでの最初の朝のセッションは素晴らしかったよ」
そう語ったラッセルだが、クビサ同様、誰が自分のレースエンジニアを務めることになるのかはまだ知らされていないと明かし、次のように付け加えている。
「僕も誰が(担当レースエンジニアに)なるのか分からないんだ。だけど、別に問題はないけれどね」