セバスチャン・ベッテルが2019年シーズン末にフェラーリを離脱するかもしれないと報じられている。
フェラーリとの間に2020年までの契約を結んでいるベッテルだが、今季はシーズン中盤までライバルのルイス・ハミルトン(メルセデス)と互角以上の戦いを繰り広げたものの、ベッテル自身やチームの戦略ミスなどが重なり、すでに今季のタイトル獲得の望みはほぼ消えてしまっている。
イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』によれば、フェラーリとベッテルの関係もぎくしゃくとしたものとなってきており、現在ではベッテルがチーム内で“孤立”したような状態となっているという。
そして、もし2019年もF1チャンピオンになれない状況となった場合には、ベッテルは契約書に盛り込まれている契約解除条項を行使することにより2020年を迎える前にフェラーリを離脱する可能性もあると『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は付け加えている。