F1公式タイヤのピレリが、F1日本GPのドライバー別タイヤセット数を発表した。ピレリが供給するのは軟らかい方からスーパーソフト(赤)、ソフト(黄色)、ミディアム(白)の3種類だ。
今回注目したいのはフェラーリとマクラーレンのタイヤ選択だ。
フェラーリは13セット中、スーパーソフトを10セット選択した。他チームの多くは7から8セットだ。一発のタイムを何としても出して、レースでは逃げ切りたいところだろう。
一方、マクラーレンはスーパーソフトを4セットしか選択しておらず、ソフトを5セット、そしてミディアムを4セットも選択した。これは軟らかいスーパーソフトタイヤだと十分な性能を発揮できない特性からだと思われるが、他チームの半分、フェラーリの半分以下のセット数はあまりにも極端な選択だ。
トロロッソ・ホンダは、両ドライバーともスーパーソフトを8セットずつ選択。ソフトとミディアムについてはフリー走行での担当を分けている関係で1セットずつ変えている。ピエール・ガスリーがソフト3セット、ミディアム2セット。ブレンドン・ハートレーはソフト4セット、ミディアム1セットだ。