ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)は、F1ロシアGPを前に次のように語った。
■ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
「ソチではGP2シリーズで2度、走ったことがあり、2015年には2位表彰台を獲得した。今年は3年振りにここでレースに挑むことになるんだ。
モスクワ・レースウェイ・サーキットでは、フォーミュラ・ルノー2.0とフォーミュラ・ルノー3.5の両クラスで走ったことがあるんだ。参戦中には観光する時間があったので、モスクワの都心部にある赤の広場や、いくつかの観光スポットを回ったけど、とてもすばらしかったよ。世界中を巡りながら、さまざまな土地を訪れられるというのは、F1ドライバーという仕事の最大の役得の一つかもしれないね。
ソチ・オートドロームは比較的新しく、少し変わった会場なんだ。14年の冬季オリンピックではメイン会場として使用されていたけど、サーキットを一歩出ると、周りには過去にオリンピックで使用された選手村しかなく、とても不思議な雰囲気が漂っているんだ。
同じようなかたちのコーナーがいくつも配されたレイアウトだけど、最終セクターの終わりの辺りはかなりテクニカルな構成だ。僕たちのマシン特性との相性については、正直まだはっきりとは分からないよ。過去数戦を見ても、必ずしも僕たちの予想通りのレースにはなっていないからね。
ここでいい結果を残すことは、翌週の日本GPに向けて弾みをつけるという意味でも重要になる。ホンダのホームレースに向けて、勢いをつけられるようなリザルトを獲得したいね」。