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モンツァとリバティ・メディアの本格交渉が今週末にスタート

2018年08月30日(木)17:01 pm

F1イタリアGPの開催責任者であるイタリア自動車クラブ(ACI)のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長が、F1オーナーのリバティ・メディアが現在のF1開催契約を見直してくれることを望んでいると語った。

伝えられるところによれば、リバティ・メディアとドイツのホッケンハイムリンクが2019年のF1ドイツGP開催に関して合意に達した模様だ。だが、今週末に開催されるイタリアGP(9月2日決勝)の将来はいまだ不透明な状況となっている。

だが、今週末のモンツァにおいて、F1最高責任者のチェイス・キャリーとスティッキ・ダミアーニたちが話し合いを行う予定となっている。

スティッキ・ダミアーニはこれに関し、母国イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。

「簡単にはいかないだろう。だが、我々はリバティ・メディアに契約を見直してもらえるよう頑張るつもりだ」

「ヨーロッパのほかのサーキットたちもかなり苦しんでいる。ドイツも問題を抱えているし、多くの者たちが彼らはグランプリを開催できるだけの財政状況とするのは無理だろうと考えている」

そう語ったスティッキ・ダミアーニは、とりあえずの目標は2022年までのイタリアGP開催を確実にすることだと次のように付け加えた。

「だから、お互いの目を見ながら話をすべき時なんだ。我々は2019年で終わらせないための話し合いを継続するために全力を尽くすつもりだ。我々としては、モンツァでのグランプリが100年目に達する2022年まで到達したいと思っている」

F1が現在のような世界選手権となったのは1950年だが、モンツァはそれ以前の1922年に完成し、当時のF1を開催した歴史を持っている。1950年以降も1980年だけイモラにイタリアGP開催を譲ったものの、それを除けばこれまですべてモンツァがイタリアGPを開催してきており、今年で68回目の開催を迎えることになる。

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