8月19日(日)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・ドイチェランドの競技最終日 デイ4がドイツ西南部のボスタルジーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック(ヤリスWRC 8号車)が、前戦ラリー・フィンランドに続き優勝を果たし、今シーズン3勝目を飾った。
また、エサペッカ・ラッピ(9号車)は総合3位に入り、今季2回目の表彰台フィニッシュを達成した。なお、総合3位につけていたヤリ-マティ・ラトバラ(7号車)は、メカニカルトラブルによりリタイアとなった。
■ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
「最初のSSに向かうロードセクションで止まった時、ギヤを1速に入れようとしたのですが、入りませんでした。油圧ポンプが止まってしまったのです。
ギヤチェンジを手動に切り替える事はできたのですが、油圧ポンプが作動していないためギヤボックスに大きなストレスがかかり、結局駆動を完全に失いました。
今年は何度も運の悪い出来事に遭遇してきましたが、今週末は良いフィーリングを感じていただけに残念です。クルマのパフォーマンスは非常に高く、戦いを楽しめたことが今回1番の収穫です。」