2021年からF1タイヤのホイールサイズが現行の13インチから18インチに変更されることになりそうだ。
現在はイタリアのピレリがF1公式タイヤサプライヤーを務めているが、現行契約は2019年までとなっている。
そして最近、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は、2020年から2023年までの4年間にわたるF1公式タイヤサプライヤーを募集するための入札要項を発表したが、その中に2020年までは現行の13インチホイールを使用するものの、2021年以降は18インチホイールに対応するタイヤを用意するよう示されているという。
■メーカーにとっては大変な挑戦に
ルノーF1チームのチーフテクノロジーオフィサーを務めるボブ・ベルはこれに関して次のように語った。
「これはタイヤメーカーにとっては最大の挑戦となると思うよ。もしメーカーが変われば、1年の間に2種類の異なるタイヤを開発しなくてはならないからね」
■タイヤウォーマーも禁止に
さらに、新たなルールではこれまで認められていたタイヤウォーマーが禁止されることになるという。
「私はそれには200%賛成だね」
そう語ったザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは次のように付け加えた。
「タイヤのブランケットは悪夢だよ。それにF2ではそんなものなくてもとてもうまく対応できているよ」