ついにメルセデスとルイス・ハミルトンが新たな契約を交わし、あとはそれをいつ発表するかということだけがチーム内の課題として残っている状態となっているようだ。
■ハミルトンの新契約は2020年までか
複数のメディアが報じているところによれば、ハミルトンとメルセデスは2019年と2020年の2年契約を結んだようだ。そして新たな契約書には1年につき4,500万ドル(日本円で約49億4千万円)もの報酬がハミルトンに支払われることが記されているという。
今季通算5回目のF1ドライバーズタイトル獲得に向けて現時点でランキングトップに立っているハミルトンは、ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に次のように語っている。
「メルセデスはもう僕にとっては家族みたいなものなんだ。それを変える理由なんて何もないよ」
■ボッタスの残留もほぼ確定
ハミルトンの契約がまとまったことで、メルセデスでは現在ハミルトンのチームメートを務めているバルテリ・ボッタスとの契約も延長することになると考えられている。『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』は、ハミルトンもチームに対してボッタスを残留させるよう求めていたと報じている。
『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』はさらに、メルセデスにとって残されているのは来季のドライバーラインアップをどのタイミングで発表するのがベストなのかを検討することだけだとしている。
メルセデスF1チームを率いるエグゼクティブディレクターのトト・ヴォルフは次のように語っている。
「あとは発表するのに最高のタイミングを決めることだけだ」
■発表はイギリスGPかドイツGPが有力
その発表は、7月8日(日)に決勝が行われるハミルトンのホームレース第10戦イギリスGPか、あるいはメルセデスにとってのホームレースとなる第11戦ドイツGP(7月22日決勝)のいずれかで行われることになるだろうと考えられている。