F1カナダGPの主催者がリバティ・メディアを新オーナーに迎えた新時代のF1に満足していると語った。
■エクレストンはすべてをひとりでやっていた
今週末にモントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで開催されるカナダGP(10日決勝)だが、そのレースをプロモートしているフランソワ・デュモンティエは、かつては前F1最高責任者のバーニー・エクレストンとはいい関係を築くことができていたと語っている。
だが、デュモンティエはエクレストンに対し不満も感じていたようだ。
「バーニーはすべて自分自身でやっていたんだ」
■リバティ・メディアは主催者の意見も取り入れる
地元の『La Presse(プレス)』にそう語ったデュモンティエは次のように続けた。
「リバティ・メディアが運営するようになってからいろんなことが変わったよ。それは確かだ」
「彼らはメディアやイベント管理の経験を有している。そして彼らはプロモーターの意見に耳を傾けるんだ」
「すでに彼らは私が提案したいくつかのアイデアを採用し、ほかのグランプリでそれを実行に移しているよ」
そう語ったデュモンティエは次のように付け加えた。
「とは言え、彼らはエクレストンから抜け殻を引き継いだわけで、そこからスタッフを雇い入れ、部門を作り、組織全体を作りあげなくてはならなかった。だからまだ全員が学習段階にあるのは確かだが、それでもすでにはっきりとした進歩を示しているよ」