フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)のインディカー転向の可能性がだんだん現実味を帯びてきているようだ。
2017年に初めて世界3大自動車レースのひとつに数えられるインディ500に挑戦したアロンソだが、現在の所属チームであるマクラーレンがインディカーシリーズにフル参戦することを検討しているようだとうわさされている。
そのうわさによれば、当初は現在すでにエントリーしているインディカーチームとパートナーシップを組んで参戦することを目指しているものの、2020年までには自分たちだけのチームをまとめあげていく計画だという。
マクラーレンがこのほどかつてインディ500を制覇したこともある元CARTチャンピオンのジル・ド・フェランをコンサルタントに迎えたのもその布石だと考えられている。
マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザック・ブラウンはド・フェランについて次のように語った。
「いろんなところで彼を目にすることになるだろうね。2週間ほどの間にデトロイトでのインディカーレースやF1のガレージ周辺でね」
実際のところ、6月2日(土)と3日(日)にかけてデトロイトのベル・アイル・パークで行われる今季のインディカー第7戦と第8戦にはド・フェランとともにブラウンも現場に姿を見せることになるという。
さらに、ある関係者からの情報として伝えられているところによれば、アロンソのマネジャーを務めているルイス・ガルシア・アバドもマクラーレンの一行とともにデトロイトを訪れることになっているという。