F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)のスペイン代表を務めるゴンサロ・ゴベールが、現在F1スペインGPの開催地となっているバルセロナ-カタルーニャ・サーキットが2020年以降もF1開催を継続することになるはずだと主張した。
1951年に初開催されたスペインGPだが、その後何度かの空白期間はあったものの1986年以降は毎年開催されている。そして1991年以降の開催地はバルセロナで固定されている状態となっている。
だが、現在のバルセロナ-カタルーニャ・サーキットでのF1開催契約は2019年までとなっているものの、同サーキットが位置するカタルーニャ地域は現在独立運動による政治的混乱を迎えた状況となっている。
このため、同サーキットが2020年以降もF1開催契約を継続できるかどうかが危ぶまれているのだ。
だが、この件に関してゴベールは『Radio Marca(ラジオ・マルカ)』に次のように語った。
「もうひとつのサーキット(バレンシア)のディレクターとして、私は、これは純粋に行政上の問題だと言うことができる」
「これが意味する唯一のことは、誰かがサーキットの財政支援のための予算を承認しなくてはならないということだ」
「チェイス・キャリー(F1最高責任者)は、リバティ(F1オーナーのリバティ・メディア)がバルセロナ-カタルーニャ・サーキットに満足できていると語ったし、サーキットもF1を開催できることを喜んでいる」
そう述べたゴベールは次のように付け加えた。
「私は新契約が調印されることになると確信しているよ」