NEXT...F1開催スケジュール

【マクラーレン・ホンダ】ブーリエ「パワーがなく、直接のライバルとも戦えなかった」

2017年08月28日(月)6:20 am

マクラーレン・ホンダでレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、F1第12戦ベルギーGP決勝レースを次のように振り返った。

●【決勝結果】F1ベルギーGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

■エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「両ドライバーが懸命な努力をしてくれたにもかかわらず、今日はマクラーレン・ホンダにとって非常に残念な一日だった。フェルナンドもストフェルも見事なスタートを切り、最初の数周はさらなる追い上げを期待したものの、残念ながらそれは束の間のことだった。

我々にとって難しいコースであることは分かっていたが、週末に向けてポジティブなスタートを切っていたので、決勝ではさらにいいパフォーマンスを期待していた。ただ残念ながら、自分たちのマシンはまだそのレベルには達していなかったようだ。そして恐れていた通り、長く、難易度の高いスパ・フランコルシャン・サーキットでプレッシャーをかけられた際には、直接のライバルチームにも追従できなかった。

フェルナンドは週末を通して全力を尽くし、スタートではそのずば抜けた才能と勇敢さをみせてくれた。すぐに順位を上げたものの、最終的にはそのポジションを守るほどのパワーがなかった。

一方、ストフェルも力強いスタートを切ったものの、熟知した母国のサーキットであることを活かすチャンスがないまま、入賞からはほど遠い14位で完走した。最後尾からスタートし、難しいピットストップを行い、初の母国グランプリで応援してくれている大勢のファンの方々に応えるパフォーマンスをマシンが発揮できない状況だった。それでもストフェルは落ち着いて、着実なレースを展開し、14位で完走するためにできる限りのことをしたよ」

●【レース速報】アロンソ「エンジンに問題だ・・・」/F1第12戦ベルギーGP決勝レース
●【マクラーレン・ホンダ】自分が「爆発」しても意味はないとアロンソ、将来については「9月が決断の月」
●【マクラーレン・ホンダ】アロンソ「最初は楽しかった!でも直線が遅すぎて・・・」
●【ホンダF1】「データではPUに一切異常なし。次のアップデートを投入すべく開発を加速」
●【マクラーレン・ホンダ】バンドーン「ストレートでの競争力が足りていなかった」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック