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今年はメルセデスにとって「厳しい年になる」とニキ・ラウダ

2017年03月14日(火)17:17 pm

メルセデスAMGの非常勤会長を務めるニキ・ラウダが、今年はチームにとって「厳しい年」になるだろうと語った。

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■テストで大きな飛躍を見せたフェラーリ

スペインのバルセロナで2回に分けて行われた今年の公式F1シーズン前テストでは、フェラーリがメルセデスAMGに匹敵するペースと信頼性を示した。

今季通算4度目のF1王座を狙うメルセデスAMGのルイス・ハミルトンも、今年はフェラーリがタイトル候補として台頭しそうだとのコメントを行ったほどだ。

■メルセデスAMGは実力温存?

だが、実際のところ、メルセデスAMGがテストではまだ手の内を見せていないだけで、実際にシーズンが始まってみれば昨年までよりもさらに速さを見せつける可能性があると考えている者も少なくないようだ。

メルセデスAMGにとって最大のライバルとなるだろうと目されているフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、母国ドイツの『Bild(ビルト)』に次のように語った。

「僕たちのクルマが昨年よりもいいのは確かだよ」

「だけど、メルセデスAMGはこれまでもテストでは遅くてもレースになると飛ぶように速かった。彼らが倒すべき相手であることに変わりはないよ」

■今年はもっと接戦になるはずだとラウダ

だが、現役時代に3度F1王座についた伝説的元F1ドライバーでもあるラウダはドイツのテレビ局『RTL』に次のように語った。

「これまでのことを考えれば、またメルセデスAMGが勝つだろうと誰もが言っている」

「だが、そういう連中は考えが甘いね。私は、今年は我々にとって厳しい年になるだろうと考えているよ」

「現時点では誰がメルボルン(F1開幕戦オーストラリアGP/26日決勝)でトップに立つかなんて言える者はいないよ。だが、接戦になることだけは間違いないね」と68歳のラウダは付け加えている。

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