マクラーレンは、ホンダとの関係を解消することを検討しているとスペイン『AS』が報じている。
マクラーレンは新シーズンへ向けてテストを開始したが、再びホンダの信頼性の問題が発生し、3日間ですでに3基目のパワー・ユニットを投入している。
フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは、結果的に多くの時間を周回できずにいたことから、マクラーレンは迅速な契約解消を検討していると言われている。
しかし、新たなエンジンサプライヤーと契約を結ぶ必要があるため、開幕のF1オーストラリアGPまで時間がなく、契約解消は非常に難しいと思われる。
また、パワーユニットを変更する場合は新しいシャシーも作り出さなければならず、さらにホンダはマクラーレンに対して多額の資金とリソースを提供している。
マクラーレンでは、ロン・デニス体制が崩壊し、さらにマクラーレン・グループの市販車部門であるマクラーレン・オートモーティブがエンジン開発に関してBMWと手を組んだことが明らかとなるなど、秘密裏にBMWのF1復帰が進められているのではと報じられていた。もちろん、マクラーレンはBMWとのF1でのパートナーシップを否定していた。
しかし、マクラーレンはこの不吉なテストが、3年間のパートナーシップの終わりの始まりになったとしても驚くことではないと考えられている。
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