かつてルノーのチーム代表を務めていたフラビオ・ブリアトーレが現在のフェラーリの状況はF1のことをよく知らないフェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネが招いたものだと主張した。
■F1は怒り狂った野獣のようなもの
ブリアトーレは今週、『Radio Capital(ラジオ・カピタル)』に対し、次のように語った。
「マルキオンネは大きな投資を行っている。だが、F1は怒り狂った野獣なんだ。もしそのことがよく分かっていないと、痛い目に遭うことになるのさ」
「毎年のように、我々は来年のフェラーリはどうだろうと考えている。それは資金が不足しているためじゃない。いや、彼らはすべてを手にしているんだ」
■今のフェラーリは当然の結果を迎えているだけ
そう述べたブリアトーレは、次のように付け加えた。
「それよりも、フェラーリが2年前と同じ顔触れでやっていることが問題だよ。誰かがいなくなっても、その後釜が手配されていないんだ。だから、私は今のような結果になったのは当然のことだと思っているよ」