これまでたびたびドイツを代表する自動車メーカーであるBMWがF1復帰を検討しているのではないかとのうわさがささやかれていた。
だが、このほどBMWが正式に、近い将来F1に復帰する計画はないことを認めた。
BMWはF1黎明(れいめい)期の1952年と1953年のドイツGPにだけスポット参戦した歴史があるが、2006年にザウバーを買収しBMWザウバーとしてF1フル参戦を開始。だがわずか4年を戦っただけで2009年シーズンを最後にF1から撤退していた。
このほど、そのBMWのモータースポーツ責任者であるイェンス・マルクワルトが、ドイツの『Funke Mediengruppe(フンケ・ミディエングルペ)』に対し、「F1は我々の戦略には合致しない」と語り、F1復帰の可能性をあらためて否定した。