マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われるF1シンガポールGP(18日決勝)に向けて次のように意気込みを語った。
■フェルナンド・アロンソ「消耗戦になるから信頼性が重要」
「スパ(第13戦ベルギーGP)とモンツァ(第14戦イタリアGP)の2レースがカレンダーの中で僕たちにとって非常に厳しいレースになるだろうということは分かっていた。これからはシーズン終盤の転戦を迎えるけれど、もっとポイントをとり、もっといい成績が収められるだろうと思っているよ」
「シンガポールは本当に楽しいサーキットだよ。すごくバンピー(路面の凹凸が多い)で難しいんだ。だけど、曲がりくねったレイアウトでストップ・アンド・ゴーの区間もたくさんあるし、本当に速いストレートもある。だからダウンフォースを大きくしたセットアップでうまく機能し、低速コーナーでもいいトラクションが得られるクルマにする必要がある。以前、僕はここで2回勝っているし、照明とエネルギッシュなファンによって本当にワクワクする雰囲気になるよ」
「シンガポールでのレースは素晴らしいよ。いつも楽しめる週末になるし、カレンダーの中では光につつまれて行われるレースのひとつだ。かなり長いレースになる。だいたいいつも2時間近くになるから、いろんなことも起きる。クルマにとっても厳しいところだ。特に現在のクルマでアンダーソン橋の近くのアスファルトをターン13に向かうところはね。あそこは電子システムに悪さをすることもあるんだ」
「間違いなく消耗戦になる。だから信頼性の問題が発生しない順調な週末になるよう願っているし、上位を目指せるよう期待しているよ。ここまでの数レースではかなり一貫性のあるパフォーマンスを示すことができた。シンガポールでもその調子を継続できるはずだと思っているよ」