今年のドライバー移籍市場は9月に大きく動くとフェリペ・ナッセ(ザウバー)が予告している。
9月最初に開催されたF1イタリアGPでは、2チームに関して大きな動きがあった。まず、ウィリアムズのフェリペ・マッサが1日(木)に引退を発表した。
次いで、マクラーレンのジェンソン・バトンが1年休養を取り、代わって控えドライバーのストフェル・バンドーンが昇格することが3日(土)の予選後に発表された。
■「今月はたくさんのことが起きる」とナッセ
あいているウィリアムズのシートに関しては、マッサと同じブラジル人で、ブラジル銀行の支援を受けているナッセも候補に挙がってる。
ナッセは、マクラーレンの発表がある前に、ブラジルの『UOL』に次のように話していた。
「今月はたくさんのことが起きるよ」
「マーケットが動き始めたと思う。9月は決断の月になるんじゃないかな」
■鍵はセルジオ・ペレスだとナッセ
ナッセが鍵になると考えているのは、メキシコに大きな後ろ盾を持つセルジオ・ペレス(フォース・インディア)だ。
「ペレスは多くのチームにとって魅力的だと思う」
「彼はこのマーケットのキープレーヤーだ」とナッセは話している。