かつてマクラーレンのチームメンバーであったジョー・ラミレスが、条件さえ整えばマクラーレン・ホンダが表彰台を狙えるだけの力をつけてきていると語った。
●【結果】F1ハンガリーGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
メキシコ出身のラミレスは、アイルトン・セナとアラン・プロストが激しいチーム内バトルを繰り広げた時期も含め、1984年から2001年までマクラーレンでコーディネーターを務めていた人物だ。
■マクラーレン・ホンダは表彰台を狙えるところにまで来た
ラミレスは、先週末に開催されたF1ハンガリーGP(第11戦)の結果を踏まえ、今シーズン後半にはマクラーレン・ホンダがさらに調子を上げてくるだろうとスペインの『AS』紙に次のように語った。
「彼ら(マクラーレン・ホンダ)がよくなってきたのは事実だ。だが、このサーキット(ハンガロリンク)がチームにとって有利なところだったということを忘れてはならない」
「シーズンのこの段階において、こういうタイプのサーキットであれば、彼らはすでに表彰台を狙えるところまできていると思っている」
「すでに昨年とはまったく違う状況になっているのは明らかだ。少なくとも、彼らはほかのクルマと戦えるまでになってきているからね」
■アロンソはチームを信じ続けるべきだ
そう語った74歳のラミレスは次のように付け加えた。
「私はフェルナンド(アロンソ)がチームを信じ続け、モチベーションを失わないでいてくれることを期待しているよ。簡単にはいかないだろうが、いつかは彼らもトップになれるはずだからね」
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