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ライコネンのマネジャーが明かした契約延長の裏事情

2016年07月11日(月)19:25 pm

先週末にF1イギリスGP(第10戦)が開催されたシルバーストンで2017年もフェラーリに残留することが明らかとなったキミ・ライコネンだが、その契約延長交渉はマネジャーを通さずに自分自身で行っていたようだ。

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■意外に早く決着したフェラーリの来季ラインアップ

2007年にフェラーリに最後のF1ドライバーズタイトルをもたらしたライコネンもすでに36歳となっている。うわさでは、フェラーリでは来季ライコネンに代えてほかのドライバーをセバスチャン・ベッテルのチームメートに据えるのではないかとささやかれていた。

だが、意外に早いタイミングでフェラーリがライコネンと翌年の契約を延長したことを発表。フェラーリの来季のドライバーラインアップが夏休みを迎える前に確定している。

伝えられるところによれば、このタイミングでライコネンとの契約延長を決めたのは、ライコネンが落ち着いて、よりレースに集中することができる環境を整えるためだとチーム代表のマウリツィオ・アリバベーネが語ったという。

■マネジャーを介さずに交渉に臨んだライコネン

長年ライコネンのマネジャーを務めているスティーブ・ロバートソンは、ライコネンの母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙に次のように語った。

「今回の契約はすべてキミ自身の手によってなされたものだ」

「キミが火曜日(5日)に私に電話をくれ、フェラーリが彼と続けたいと考えているので弁護士に書類のとりまとめを頼みたいと伝えてきたんだ」

「1日ですべてがまとまったんだ。交渉には2、3人の主要な人物がかかわっただけだった」

そう明かしたロバートソンは、次のように付け加えた。

「キミは春のころ私に言っていたよ。自分は続けたいと思っているとね。だから彼の夢が今後も継続されるのは素晴らしいことだ。私も非常にうれしく思っているよ」

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