ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介が、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたF1カナダGP2日目を終え、次のようにコメントした。
■長谷川祐介「3連続Q3進出達成は前向きな結果」
「我々にとって今日の予選は前向きな結果となりました。フェルナンド(アロンソ)がスペイン、モナコ、そしてカナダと連続してQ3に進出できたことを考えればなおのことです。すべて腕が試されるサーキットですが、それぞれまったく異なる特性がありますからね」
「ジェンソン(バトン)はわずかな差でQ3進出を逃しました。しかし、戦略的には彼はスタート時のタイヤ選択の自由がありますから、それをうまく利用して自分たちの利益に結びつけていけることを期待しています」
「このサーキットはブレーキングに非常に厳しいことは分かっています。ですから明日は難しい長いレースになるでしょう。しかし、改善を行ったターボのパフォーマンスには一貫性がありますし、クルマのバランスも週末を通じてよいものでした。ですから、決勝を楽しみにしています」