【マクラーレン・ホンダ】「ポイント獲得が最終目的ではない。優勝、選手権獲得へ」エリック・ブーリエ／F1スペインGP決勝
2016年F1第5戦スペインGP決勝を終え、エリック・ブーリエ（マクラーレン・ホンダ）は次のようにコメントした。
●【結果】F1スペインGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■エリック・ブーリエ（マクラーレン・ホンダ／レーシング・ディレクター）「目立たなかったが、ジェンソンが2戦連続で入賞」
「あまりに盛りだくさんのスペインGPに、ジェンソン（バトン）が冷静で判断が的確なレースを戦って9位に入ったことが、あまりサーキットの観客とテレビ視聴者から注目されなくても仕方ない。2週間前のソチ（第4戦ロシアGP）で2台がポイントを上げたのに続く入賞だった」
「フェルナンド（アロンソ）がポイントを稼げなかったのは、地元のファンにとって残念だっただろう。ソフトウェアのコマンドに問題が出てICE（内燃機関）がストップしたのが原因だ。それまで彼はハードなドライビングで健闘していた。ところがトラブルによるストップで、トップ10圏内のフィニッシュがフイになった」
「前にも言ったように、ポイント獲得がマクラーレン・ホンダの最終目的ではない。表彰台や優勝、選手権獲得がわれわれを突き動かしているのだ。その日は必ずや、やって来る。次の一戦について予想はしないでおこう。モナコGP（5/29）は、それほど独特なレースなのだ。だが、ミスが許されないことで有名なモナコ公国の市街地コースで好結果を目指して戦うことだけはお約束しよう」
「最後に、F1史上最年少優勝を飾った若き勇者、マックス（フェルスタッペン）におめでとうを言わせてもらう。この記録は8年にわたってセバスチャン（ベッテル）が守ってきたものだ。その前の5年間はフェルナンド（アロンソ）が記録保持者だった。そしてその44年前、われらがチームの創始者、偉大なブルース・マクラーレンが打ち立てたのである」
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