ハースのロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスが、上海インターナショナル・サーキットで行われたF1中国GP決勝を終え、次のようにコメントした。
【結果】F1中国GP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■ロマン・グロージャン「残念な誕生日に」
決勝/19位
「ぞっとするようなレースだった。スタートはひどかったよ。エリクソン(ザウバー)が僕の方へ向きを変え、僕のフロントウイングにぶつかって来たんだ。その後セーフティカーが導入されたから、よし、まだどうにかするチャンスもあるぞと思っていた。ところが、クルマのバランスが最悪の状態になってしまっていたんだ。どうしてだかは分からないけれどね」
「ともあれ、こういう難しいレースを経験したのも前向きなことだよ。僕たちが間違っていたことや、うまくやれていたこと、ほかにどういうやり方があったか、というようなことを分析することができるからね。そうすれば僕らはさらに強くなって戻ってくることができる。最初の2レースに比べると難しいレースだった。望んでいたような誕生日にはならなかったよ」
■エステバン・グティエレス「うれしい初完走」
決勝/14位
「今日は楽しくレースができたし、完走できたのは大きな前進だった。今回のパフォーマンスをベースとしてロシアに向けた準備ができると思うよ。チームのみんなに本当にありがとうと言いたい。彼らは素晴らしい仕事をしてくれているよ。ピットストップは素晴らしかったし、本当に一貫性があった」
「残念ながらDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)が使えなくなっていたから追い抜きは難しかった。だけど、全体的には堅実なレースができたよ。今後はポイント圏内でフィニッシュすることが必要だし、それを目指していくことになる。だから次のレースが本当に楽しみだよ」