NEXT...F1開催スケジュール

「ハローは実現しなくてはならない」とFIA前会長

2016年03月23日(水)19:03 pm

先週末に行われた2016年F1開幕戦オーストラリアGP決勝では、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)の大クラッシュが発生した。

●【動画・画像】大クラッシュのアロンソ、自力脱出で母親に「大丈夫だよ!」

エステバン・グティエレス(ハース)と時速300kmで接触したアロンソのクルマはそのまま宙に舞い、グラベルに数回たたき付けられながらバリアに激突。映像に映し出されたアロンソのクルマは、原形をとどめないほどに破壊されたように見えた。

だが、幸いにもアロンソはすぐに自力でクルマから脱出。そのまま自分の足でその場から立ち去ってみせた。

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の前会長であるマックス・モズレーは、一番重要なことはF1の安全性が進歩を遂げており、それによってアロンソの命が救われたということだと『Times(タイムズ)』に次のように語った。

「こういう大事故のあとでもドライバーが歩いて立ち去ることを期待することができる。こんなことは20年前には考えられなかったよ」

そう述べたモズレーは、2017年からFIAがF1に導入することを計画している“ハロー”と呼ばれるドライバー頭部保護装置についても次のように続けた。

「私はハローを強く支援している。最終的にはいい解決策が考え出されるだろう。それは達成しなくてはならないことのひとつだ」

【F1公式サイト独占動画】ハローを装着したフェラーリのオンボード映像を公開

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック