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ルノーの新リーダー「2人のドライバーには満足」

2016年03月23日(水)19:56 pm

新生ルノーのレーシングディレクターに就任したフレデリク・ヴァスールが、最初のレースとなったF1オーストラリアGPを終えて、現在のドライバーラインアップには満足していると語った。

【結果】F1オーストラリアGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

昨年末に正式にロータスを買収し、今季から再びフルワークス体制でF1に臨むことになったルノーだが、ロータスと今季の契約を結んでいたジョリオン・パーマーをそのままF1デビューさせることを決定。

その後、同様に今季の契約を結んでいたパストール・マルドナードが、スポンサートラブルにより契約を喪失。ルノーでは昨年マクラーレンの控えドライバーを務めていたケビン・マグヌッセンに白羽の矢を立てた。

だが、新たにルノーF1チームを率いることになったヴァスールは、本当はマクラーレンの現控えドライバーであるストフェル・バンドーンの獲得を望んでいたとされている。

だが、ヴァスールは『L’Equipe(レキップ)』に対し、現在のドライバーラインアップに満足していると次のように述べた。

「私は2人のドライバーに公平に接している。我々が彼らを選んだんだ。彼らはジュニアカテゴリーでチャンピオンになっているしね」

「オーストラリアでは2人ともうまくやってくれたよ。ジョリオンのデビュー戦での戦い方にも満足しているし、パンクに見舞われたケビンが第2スティントでやってのけた仕事に対しても同じことが言える」

パーマーとマグヌッセンは、予選ではそれぞれ14番手15番手と出遅れたものの、決勝では予選で上位に位置していたフォース・インディアのセルジオ・ペレス(13位)やマクラーレンのジェンソン・バトン(14位)を上回る11位と12位で初レースを終えている。

「テストの後でルノーがマクラーレンやフォース・インディアと同じペースで走ることを目指したいと言われていたなら、私はもろ手をあげて賛成していただろう」とヴァスールはほほ笑みながら付け加えた。

これまでARTグランプリを率いてGP2などに参戦していたヴァスールにとって、F1での挑戦は初めてとなる。これまでと今とで何か違いはあるかと質問されたヴァスールは、「これまでと比べても、違うことなど何もないよ。どこにいようと、目指すのは勝利さ」と答えると、次のように付け加えた。

「昨年はDTM、GP2、そしてフォーミュラEで合計26レースを戦っていた。今年はたった21戦だよ!」

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