アウディは、2016年WEC(世界耐久選手権)とル・マン24時間に参戦するニューマシン『Audi R18 e-tron quattro(イートロン・クアトロ)』を発表した。
アウディは昨年11月末に2016年型『Audi R18 e-tron quattro』を公開していたが、カラーリングはシルバーとグレーのカラーリングを追加したものに変更された。
今季型『Audi R18 e-tron quattro』は、ハイブリッドシステムをフライホイールからリチウムイオンバッテリーに変更。放出エネルギーを昨年の4MJ(メガジュール)から6MJに変更した。昨季のポルシェはガソリンエンジンで8MJだった。トヨタも4MJから変更が予想されている。
2016年モデルは、昨季モデルよりも燃料消費量が少ないという。
ギアボックスは、重量を意識して7速ではなく6速を採用した。
アウディによると、2016年マシンはゼロから設計されており、昨季モデルとの共通点はないという。
■動画:The new Audi R18(10:15)