F1オーストラリアGPで、物議をかもしている新予選方式がいよいよ始まる。
細かいルールについて、もう一度チェックしてみよう。
■F1新予選方式のまとめ
(参照:●【新F1予選方式まとめ表】予選はこういう流れだ)
●時間は?
Q1は16分間(7分後に1名脱落、その後90秒毎に1名脱落)
Q2は15分間(6分後に1名脱落、その後90秒毎に1名脱落)
Q3は14分間(5分後に1名脱落、その後90秒毎に1名脱落)
●何名ずつ落ちるの?
Q1で7名脱落、Q2で7名脱落、Q1は8名で争われる。
●90秒の判定はいつ?
90秒経過時点で記録されているタイムが有効。そのためアタック中のラップは無効となる。
●最終ラップは?
Q1〜Q3のチェッカーフラッグが出た時点では、アタック中のラップは有効。最後のフィニッシュラインを通過するまで計測される。
●タイム計測できないドライバーが複数出た場合は?
Q1の場合、直前のフリー走行3回目のタイム(順位)で判断する。
Q2の場合、Q1のタイムで判断する。
Q3の場合、Q2のタイムで判断する。
●予選Q1開始時の順位は?
タイムシート上では、フリー走行3回目のタイム順となって予選が開始される。
●赤旗が出た場合は?
その時点で時計は一時停止される。再開時もタイムはリセットされない。再開後のアウトラップを考えると90秒以内でアタックラップに入るのは不可能。そのため赤旗時点の最下位ドライバーは自動的に脱落となる。
●タイヤ選択は?
Q3は、そのグランプリに持ち込まれた最も軟らかいコンパウンドを使用しなければならない。(参照:●【まとめ】F1新タイヤレギュレーション解説)