フェリペ・マッサが、ウィリアムズの2016年型車はあまりにも保守的過ぎると報じられたことに対して反論を行った。
ウィリアムズが2016年型車FW38を発表した後、ブラジルのメディアがFW38は昨年型車とほとんど見分けがつかないほど似ており、あまり積極的な改善が施されていないことに「失望した」と報じていた。
だが、マッサは『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』に対し、次のように反論した。
「技術的な詳細について話すつもりはないけれど、クルマは(昨年型とは)かなり違っているよ」
チームメートのバルテリ・ボッタスも、「僕たちは2015年型車の弱点克服に取り組んできたんだ。そして、それができたと感じられるよ」と主張している。
今年最初のF1公式シーズン前テスト2日目の23日(火)にFW38で134周を行い、11台中7番手となるタイムを刻んだボッタスは、今の段階ではウィリアムズがライバルたちとの比較においてどういう位置にいるのかはまだ分からないとしつつも、今年の目標はレースで優勝を果たすことだと語り、次のように付け加えた。
「それが簡単なことじゃないのは分かっているけれどね」