バルテリ・ボッタスが、2016年シーズンにはウィリアムズがさらに強さを発揮できるだろうと語った。
2015年にはキミ・ライコネンに代わって2016年にはフェラーリの赤いレーシングスーツを身に着けることになるだろうとうわさされていたボッタスだが、フェラーリがライコネンとの契約を延長したことで今季もグローブにファクトリーをかまえるウィリアムズで4年目のF1シーズンを迎えることになる。
2014年、2015年と2年連続でコンストラクターズランキング3位となったウィリアムズだが、ボッタスは2015年型車には少し失望していたと母国フィンランドのテレビ局『MTV3』に次のように語った。
「そう、ほかのチームは明らかに僕たち以上に進歩させていたよ」
「僕たちは、前年に弱点だった部分を改善することができていた。だけど、それで十分ではなかったんだ」
2016年型車に期待することは何かと聞かれたボッタスは、ほほ笑みを浮かべながら「もっとパワーとグリップがあればいいな」と答え、次のように続けた。
「新車に関して耳にしていることはすべてにおいて前向きだよ。開発作業もうまくいったし、妨げになるようなものは何もなかった。理論的には期待がもてそうだよ。だけど、練習走行でクルマがどれほどの力を見せるか、そしてほかのチームがどれだけ進歩させてきたか、様子を見る必要がある」
1年前、ボッタスは2015年シーズンを迎えるにあたり、「すぐにも優勝できる」はずだと語っていた。
そしてボッタスは2016年シーズンには本当に勝利も可能なはずだと考えている。
「クルマさえよくなっていれば、今年はその可能性はかなり高いと信じているよ」
「昨年はかなり厳しかった。あらゆる部分で小さな問題を抱えていたからね。だけど、僕たちはそこから多くを学んだ」
そう語ったボッタスは、ほほ笑みを浮かべながら次のように付け加えた。
「もし何か書きたいのであれば、僕は今年も勝てるはずだと思っていると書いていいよ」